ブレーキの基本
速いモーターを載せると、今度はコースアウトとの戦いが始まります。それを抑えるのがブレーキです。ミニ四駆のブレーキは、種類よりも「どこに・どう貼るか」で効き方が大きく変わります。
このページの内容
1ブレーキの仕組み
ミニ四駆のブレーキは、プレートの下にスポンジを貼り付けたものです。スロープ(坂道)の下り区間などでマシンが斜めになるタイミングでスポンジが路面に接触し、摩擦で減速します。
逆に言うと、平らな場所では地面に接触しないので、ブレーキはかかりません。バンクのように路面が傾いていても、マシンとの角度が変わらなければ当たりません。
単純な構造ですが、コースアウトを防ぐための基本的なセッティング要素です。「どのセクションでだけ効かせたいか」を考えて設計します。
2ブレーキの種類と強さ
ブレーキスポンジは、色によって効きの強さが異なります。
| 強さ | 色 |
|---|---|
| 弱い | 青・緑 |
| 中間 | 黒 |
| 強い | 白・グレー |
3ブレーキの効きを調整する
ブレーキは効きすぎれば遅くなり、効かな過ぎればコースアウトします。そこで、どのようにブレーキを調整していくのか、基本的な情報を動画にまとめました。
動画で見る:ブレーキの効きを調整する
4スキッド(ARシャーシ)
エアロアバンテなどに採用されているARシャーシには、リア側に「スキッド」というブレーキ的な作用を持つパーツが標準で搭載されており、コースアウトしにくくなっています。
MIC-LABOの検証では、スキッドを持たないVZシャーシが素組の状態ではまともに完走できなかったのに対し、ARシャーシはスキッドの効果で有利でした。最初の1台を選ぶなら、この差は意外と大きいかもしれません。
検証中:前後のブレーキ差と着地姿勢
ジャンプ後の着地姿勢は「水平」または「少し下向き」がコースアウトしづらいとされ、一般には前後のブレーキの強さを変えることでこれを制御できる、という見解が主流です。しかしMIC-LABOが実施した検証(前後青ブレーキ、フロント青/リア白など複数パターン)では、いずれも「水平」が大半でパターン間の差がほとんど見られませんでした。速度が足りなかった可能性、VZシャーシ固有の傾向である可能性、そもそも影響がわずかである可能性などが考えられ、結論は出ていません。追加検証が必要な段階の情報として扱ってください。
ジャンプ後の着地姿勢は「水平」または「少し下向き」がコースアウトしづらいとされ、一般には前後のブレーキの強さを変えることでこれを制御できる、という見解が主流です。しかしMIC-LABOが実施した検証(前後青ブレーキ、フロント青/リア白など複数パターン)では、いずれも「水平」が大半でパターン間の差がほとんど見られませんでした。速度が足りなかった可能性、VZシャーシ固有の傾向である可能性、そもそも影響がわずかである可能性などが考えられ、結論は出ていません。追加検証が必要な段階の情報として扱ってください。
モーターの慣らしとの関係
ブレーキが強く効いたときは、モーターに大きな負荷がかかる場面のひとつです。負荷がかかったときに回転数を維持できるモーターなのか、それとも落ちるモーターなのかがわかっていると、ブレーキのセッティングにも生かせます。
負荷と回転数の関係は慣らしを学ぶ>負荷と回転数の関係で解説しています。
